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忘れてしまったイタリア語を取り戻す!
by pino_ombra


ESSERE 現在形

essere(エッセレ)。
英語でいうところのbe動詞。

「ある」「いる」「~である」をあらわす。
どんな外国語をやっても最初に絶対習わされるであろう動詞。
中1の教科書でThis is a pen. This is not a pencil.なんていう、
「見りゃわかるだろ!」的な文例から学習がスタートするのも無理ないのかなあ。

「in italiano」では、prima unita'(プリマ ウニタ)=ユニット1でこれを取り上げている。
「in treno(イン トレーノ)」=「列車の中にて」という章。

Scusi, signora, e' libero questo posto?
(スクーズィ スィニョーラ エ リーベロ クエスト ポスト?)
=「すみません、この席はあいていますか?」

おおっといきなり疑問文だよ、という驚きは習った当時はあったのか…もはや遠い記憶。
イタリア語には「疑問文」というものは無く、文末を上げて発音すれば疑問文になっちゃうのだ。
この文例の「e'」は「三人称単数」、つまり「彼、彼女、これ、それ」などの場合に使う。

で、This is a pen.よりも使えそうな文例で現在形をひととおり挙げてみると。

Io sono giapponese.(イオ ソノ ジャッポネーゼ)=私は日本人です。
Tu sei giapponese.(トゥ セイ ジャッポネーゼ)=あなたは日本人です。
Lui/Lei e' giapponese.(ルイ/レイ エ ジャッポネーゼ)=彼/彼女は日本人です。
Noi siamo giapponesi.(ノイ スィアーモ ジャポネーズィ)=私達は日本人です。
Voi siete giapponesi.(ヴォイ スィエーテ ジャッポネーズィ)=あなた達は日本人です。
Loro sono giapponesi.(ローロ ソノ ジャッポネーズィ)=彼らは日本人です。

余談だが、急に思い出した。
上の例文にも出てくる「signora」の「si」の音、「シ」と発音すると
イタリア人の先生が烈火のごとく怒るのだった。
「ノーノーノーノーノー!!シじゃなくて、スィ!」
百万回も言われたなあ。
なにせイタリア語の「はい」は「si」っていうんだもん。

先生 「わかった?」
新入生「…シ」
先生 「わかってない!!」
新入生「…」(うまく発音できなくて困っている)

今日のお勉強は、ここまで。Ciao!
by pino_ombra | 2005-12-15 14:58 | in italiano
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