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直接代名詞と"ne"
朝早く会社に行って、始業前に勉強しています。
当然辞書は毎日持ってこられる重さではないので、ちょっと調べたいときに不便だなあ、と思っていたら、こんなサイト見つけました。 http://www.notitle.ne.jp/%7Eamore/ 英語で愛用しているオンライン辞書は例文が山ほど載っているので、こういう単純なタイプは本当に補助程度にしか使えないけど、でも便利は便利です。 さて。オンライン辞書で調べたもの、それはpronome と partitivo です。 で、今日のお題は「直接代名詞pronomi direttiと『部分をあらわす"ne"partitivo "ne"」。 直接代名詞ってのは、英語の「objective」目的語に該当するものだと私は思う。 例えば、in italianoの例文、Una birra la bevo volentieri. La vorrei molto fredda.=「ビールなら喜んで飲みます。とても冷たくして欲しい」 (…和訳が不自然だってのはわかってます…ひとに読ませるための翻訳なら、 もうちょっと自然な日本語にするのだけど、ここは語学の勉強なので。) さて、ここのlaが、英語のitにあたるわけですね。 後者の文章を英語にするなら、I would like it very cold.となる。 じゃあ前者の文章はUna birra=la、ってことで、何で繰り返して言うのか?? うーーーん。一つ言えるのは「強調」かなあ。 例えば「自然、それは神が創造した世界を伝える言語だ」みたいな表現と似たものというか。 (ちなみに↑の表現は格言でも何でもなくて、私が今思いつきで2秒で作文しました) 直接目的語の活用(?)は以下の通り。 私=mi あなた=ti(丁寧に言う場合はLa) 彼(もしくは男性名詞の単数)=lo 彼女(もしくは女性名詞の単数)=la わたし達=ci あなた達=vi 彼ら(もしくは男性名詞の複数)=li 彼女ら(もしくは女性名詞の複数)=le In italianoの実例はこんな感じ。 Appena li vede, li finisce in un attimo.=「それらを見たとたん、あっという間に食べ終えてしまうよ」 ちなみに、この文章ではli=cioccolatiチョコレート、でした。 盛りだくさんですが、次は「部分をあらわすne」にいってみよう。 「部分をあらわすne」って、いったい何だよ!とお思いの方。私もわかりませ~ん。わはは。 これはですねえ、必殺「理屈抜きで覚えろ」攻撃ですよ。では実例。 Quanti verbi italiani conosci?=イタリア語の動詞をいくつ知っていますか? Ne conosco molti.=たくさん知っています。 Ecco le paste. Quante paste ne vuoi?=ほら、お菓子ですよ。いくつ欲しいですか? Ne voglio una.=一つ欲しいです。 (pastaは、いわゆるスパゲッティ類のような「パスタ」のほかに、ブリオッシュ系の 「菓子」の意味もある) このように、「いくつですか」ときかれた時に、「○個です」と答える時に使う。 また、こんな↓ときにも使います。 Ho quattro orologi.=私は時計を4つ持っている。 Io ne ho due.=私は2つ持っている。 ちなみにこの会話は、実際に私が去年とあるイタリア人と交わした内容。 この会話、文法的に合っているかどうか、添削を受けたわけではありません。 でも、絶対にこういう言い方は大丈夫という自信(?)はあります。 というわけで、わかったようなわからんような、neの勉強は以上。 次は何だろう…in italianoをめくってみると…おお、「半過去」と「大過去」ではないか! もうこのへんで、過去形はわけわかんなくなります。でも、半過去はまだいい。 私は得意だった。嫌いなのは遠過去。存在意義がわからん。 …という理屈はさておき、次回は半過去。それでは、ciao!
by pino_ombra
| 2007-05-29 08:32
| in italiano
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