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忘れてしまったイタリア語を取り戻す!
by pino_ombra


イタリア語検定 レポート

はいそうです、まったく準備不足なのに、受けてきました。イタリア語検定。
いやもう…自分がここまでいい加減だとは思わなかったよ。
2、3級合わせて1万7千円も払っておいて、直前一ヶ月、1ミリも勉強していないなんて!
言い訳はいろいろあるのですが、言ってもしょうがないので。
とりあえず来年のリベンジを誓う私でした。わはは。

さて、試験レポートというわけでもないのですが、当日の様子をちょこちょこと。

当日のスケジュール。午前中2級、午後3級。場所は東京の会場なので、
青山学院大学のキャンパスでした。(なぜか同じ日に隣の校舎で土木関係の
試験も実施していた…)午前と午後の間が実質1時間弱なので、お昼は
ゆっくりできず、近くのスタバでささっと。秋晴れの気持ち良い日で、
あー私、なんでこんな日に一日中試験受けてんだろ?!と思ったのは
言うまでもありません。

午前中の2級。時間はリスニング、リーディング、ライティング合わせて2時間。

驚いたこと、その1。ぎりぎりに駆け込んでくる人が何人もいる!
試験説明の直前に来る人がいるのにも驚いたのですが、説明が終わって
あと数分で本番開始というときにも、三人ほどの人が駆け込んで来たのです。
何度もTOEICを受けているけど、こんな直前に来る人は見たことがありません。
さすが(?)時間におおらかなイタリアの言語の試験だけあります(??)。

驚いたこと、その2。試験開始前だというのに、問題冊子が配られたら、なんと
冊子を開いてページ飛び等が無いかどうか、確認するよう指示されたのです!!
これもTOEIC等では絶対にありえません。だって、カンニングできちゃうよ?
冊子を確認した後も、開始まではトイレに行くことは理論上は可能なので、問題を
確かめてから、トイレで参考書や辞書を見ることができるんですから。
もちろん、落丁が無いか確かめた後は閉じておかなければならないので、そこまで
実際にやれるとは思いません。でも、午前の経験を活かして(?)、午後の3級では
落丁を確かめると同時に、最後の自由作文の出題内容をしっかり確かめたのは
言うまでもありません。試験開始までの数分間で、私はすでに頭の中では作文を
作り始めていました、ハイ。

驚いたこと、その3。リスニング試験中に、窓が開いていた!
閉め忘れなのか空気を入れ替えるためにわざとなのか、一箇所窓が
開いたままだったのです。キャンパス内はそんなにうるさくないとはいえ、たまに
遠くから風に乗って聞こえてくる音が少し気になってしまい。できれば閉めて
欲しいなー、と思いながら、結局リスニングの最後まで行ってしまいました。
ちなみに試験監督の一人は、リスニングの最中、途切れ途切れながら、
居眠りをしていました(怒)。あれじゃあ受験者が仮に手を挙げて不調を訴えても、
気づかないじゃん。ま、ずーっと寝ていたわけではないようですが。うーむ。

受験者は、8割以上がやはり女性でした。そして私同様、2、3級のダブル受験者の
多いいこと!午前、午後とも同じ教室だったのですが、同じ部屋の中で「あ、あの人
午前もいた」という人が何人も。4~50人キャパの部屋で、10人は下らなかったと思います。
みんな考えることは同じなのね。

さて肝心の試験ですが。正直、2級は絶対受かっていないと思います。
どのジャンルが特に駄目というわけではなく、情けないことに全体的に出来ませんでした。
「なんとなーくわかるんだけど、確信が持てない」という問題が次から次へと。
一言で言うと、勉強不足ですね。裏を返せば、きちんと勉強すれば受かる自信はあります。(強がり?)
少なくとも、「これは一生受からないな」という感触ではなかったです。
ただ、リスニングは思ったより全然スピードが速かったですね。聞き取れないほどではないけど、相当集中しないと、あっという間です。救いは2度流されること。この辺が、すべて一発勝負のTOEICに慣れた身には、まだ易しかったです(やっぱり強がり?)。

3級は微妙なところです。事前にやった練習問題より、回答に迷う場面が多かったので、
受かったとしても得点はぎりぎりかもしれません。最後の作文は、文法的に間違って書いた箇所は無いと思うけど、あまりに稚拙な作文で、我ながら情けなかったですね。一番やさしかったのはリスニングで、午前中に2級のを聴いていたせいなのか、やたらゆっくりに感じました。
しかし、これで3級落ちていたらショックだな。落ちていたら、来春また7000円払って再受験かあ。

…っていうか、勉強していない自分が一番悪いのです(涙)。

さて、今後の勉強ですが。3級は受かっていると仮定して(ほんと?)、やっぱりきちんと文法の強化と、あとは文章を読む、書く、聴くの3点セットを総合的にやらないといかんということが、よくわかりました。
まずはin italianoの下巻の終わりまでをきっちり復習し、昔読んだイタリア語の小説でも
ちょっとずつ読もうと思います。書く、聴くについては、ネイティブのレッスンを受けたいなあ、やっぱり。

多忙な社会人にとっては、お金より時間との勝負!!です。
by pino_ombra | 2007-10-12 09:00 | in italiano
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